線路は続くよどこまでも
この歌は小さい頃から聞いて知っている
すぐに歌える
そしてバスティンにこの曲が例で出てきた
楽譜を見て弾くが、頭の中にある歌をそのまま弾いたら違った
先生が歌はそうだけど楽譜の音符はちょっと違うよと言われ初めて気付く
後半もやはり違った
私の線路は続くよどこまでもとは違い穏やかな響きだった
私は鋭すぎて楽譜は穏やか
勝手にこの曲はそうだと思い込み弾いてしまった
怖いね
シューマンの最後の曲の中間部もテンポがわかっていない
多分これくらいか…と曖昧に弾いている
前に先生と弾いた時にタイミングがバッチリだったのは勘だ
家で自分で弾いていても合ってるかわからないのでどうしたらいいのだろう
自分の中の悪魔がテキトーに弾いとけと囁く
うん、わかったと答える
そんな感じで練習も進まない
どうしよう
卒業式に着る服に悩んでいた
礼服を来たら髪の色と礼服が全く似合わないからだ
お坊さんがウェディングドレスを着るくらい合わない
却下
派手すぎず地味すぎない服
レースのワンピースにした
お店の人とこれは……いけるねと会話し黒のコートを羽織ったらロックミュージシャンだった
私の頭は何をしても目立つ
堂々と派手に行こうと思う